一口に「インプラント」と言ってもいろいろあるのです。
素材には純チタンもあればチタン合金もあるしまだ発展途上だがジルコニア製もあります。
また、チタンにジルコニアが混和されている素材のものもありますし、
それ以外の金属のものもあります。
全体のデザインは骨にストレスをかけにくいストレートなデザインのものや、
緩やかなスクリューテーパードで軟らかい骨に初期固定が取りやすいいいもの。
そして抜歯と同時に埋入する際に固定しやすいハードなデザインのものもあります。
表面性状は骨結合を早くさせるために表面を粗造にしているラフサーフェスが全てのものもあるし、
将来歯肉が痩せた時のためにツルツルに研磨されたマシン(スムース)サーフェスが一部ついてるのも。
軟組織が付着しやすいよう貫通部を加工されているものもある。
アバットメントの連結方式もシステムによって様々なので本当に1つとして同じものはない。
もちろん1つのシステムで全てをカバーできればいいがなかなかそうはいかず、
前歯に適したものや奥歯に適したものなど多少の使い分けは必要。
しかも今は時間が経過してインプラントに不具合が起きた患者様もいらっしゃる。
そういった場合の修理やリカバリーも私たちの仕事だ。
当院は都心部ということもあって様々な相談がいらっしゃる。
対応しているうちに16ものインプラントシステムの器具が揃ってしまった…。
いやいやそれどころではなくおそらく20ほどのシステムが準備されている。(これは2016年の写真)
新車を売ることばかりでアフターフォローがだめなら誰も買いません。
インプラントを入れて終わりではなくそこからがスタートなのです。
アフターフォローが必要なインプラントのご相談もお気軽にどうぞ。
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