東京・渋谷
メタルフリー(金属不使用)の歯科治療②
可能な限り、メタルフリー(金属不使用)な歯科治療を目指しています。
下顎大臼歯で咬頭を含む強度が必要なケースの場合でも(写真上)、
一昔前なら金属にするか範囲を広げてクラウンにしていただろう。
ジルコニアにも透明度があり強度が落ちない新しいタイプが登場したので、
このように最小限の範囲で修復治療をすることができる。
頬側の歯頚部は歯肉が退縮しているがあえてそこまで覆うことはせず、
最小限の歯質削除量で神経を保護することが可能。
口腔内撮影用カメラではなくマイクロスコープで撮影したので綺麗じゃないですが、
まだ試適の段階にも関わらず適合はバッチリであることはわかると思います。
CAD/CAMで製作する場合のプレパレーションのセオリーをしっかり理解し、
従来のメタル時代のプレパレーションと決別しなければならない。
30代、20代の歯科医には当たり前の事でも、
50代、60代の歯科医には大きなストレスになるんです。
コロナをきっかけに様々な生活が変わらなければならないように、
歯科治療・歯科業界も大改革のきっかけになってほしいなと思います。
メタルフリー(金属不使用)の歯科治療① ← こちらも合わせてお読みください。