かなり昔に行ったインプラント治療がちょっと…な状態になってしまい現在取り外し式の入れ歯。(写真上)
さすがに違和感が大きくもう1度固定式の歯で快適に食事をしたいというご希望で来院されました。
保存不可能な歯が3本と予後不良のインプラントが3本
まずは抜歯してインプラントを撤去して歯肉の治癒を待ちその間にシミュレーションを行います。
同時にインプラント埋入できなくはないが実際に患部を直視し触り状況確認をしたほうが安全。
2週間ちょっと歯肉の治癒を待ち、本日上顎に6本のインプラントを無事埋入しました。(写真下)
6本インプラントはすべて長さ11ミリのインプラントを埋入することができました。
なのでいわゆるオールオン4や6といった傾斜埋入を意図的に行うことはせず、
左右の1番奥のインプラントだけをやや内側に傾斜させ他4本は通常の方向に。
サージガイドもファイナルサイズまでのものではなく2.0ミリのパイロット用。
抜歯部位やインプラント撤去部位があるので確認用としてあれば十分。
歯槽骨のダメージの状況をみて少しポジションを移動させたり、
サイズを細目や太目に変えたりとフレキシブルに対応できるようにしておきます。
3か月半くらいで固定式の仮歯を装着し、その後最終的なセラミックブリッジに。
お盆休みを利用されて外科処置を行われる患者様が多いKU歯科クリニックです。
歯をたくさん失った場合のインプラント治療
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