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総合歯科クリニックにこだわる理由
わたしたちが歯科総合クリニックにこだわる理由
KU歯科クリニックは設立以来、歯科総合クリニックであることにずっとこだわってきました。それは、歯科医療は口腔内全体のバランスを考えることが何よりも重要であり、そのためには各専門領域の医師が集結したチーム医療による全体治療でしっかりとした解決を行っていく必要があるからです。
口腔内全体のバランスが決め手
これまで日本の歯科治療は、1本単位の歯だけを見て治療をスタートしがちでした。しかし、「木を見て森を見ず」では、適切な治療を行うことができないケースも少なくありません。トラブルの原因が別の場所にあることが多いからです。そのため、顎も含めた口の中全体を遠くから見て対処することが望ましいのです。
口腔全体を見るということは、バランスを考えるということにもつながります。バランスを直すのに大事な考え方としては、個々の歯にかかる力を分散させることです。日々の生活の中で、個々の歯にかかる力を減らすことは容易ではありません。
かかる力が変わらないのであれば、まずは必要な歯の本数を回復してあげるという治療が最優先になります。
大白歯、奥歯がない人ならば、奥歯の本数を増やすためにインプラントや義歯やブリッジなどの提案をします。
歯にかかる力を負担するための最低限の歯の本数をそろえることで、歯全体のバランスを取り戻すのです。
糸切り歯1本だけで横の動きを支える噛み合わせに調整するのか、一部の複数の歯に負担させる噛み合わせにするかというのは、その人次第ということになります。
加えて、年齢と共にそれらも変化するので、その変化に合わせての調整法を適切に行わなければ理想的なバランスの維持は困難です。
全体治療でしっかり解決を
対処療法とは文字通り、何かの症状に対してその都度、対処していく治療のことです。
例えば、取れてしまった詰めものを接着剤で付け直すだけで済ましてしまうのが典型的なケースです。
しかし、詰めものを付け直す前に、なぜ取れたのかを考え、もともとの原因を追究しなければ、また同じトラブルになるのは目に見えています。
もちろん、急性症状、腫れがある、痛みがひどい、熱を持っている、そういう状況のときは、炎症を抑え鎮痛してあげるのが最優先です。その上で、やる必要のある治療をすすめるというのが歯科医としての務めだと考えています。
また、歯列矯正をしないまま、歯周病や虫歯の治療をすることも対処療法と考えることもできます。
歯並びが悪ければ、歯磨きをしづらいので自ずと汚れが溜まりやすくなり、歯周病、虫歯のリスクは大きくなります。
よって歯並び、咬合の分散を考えた上で口腔内の環境を整え、口腔内全体を見据えた全体治療をおすすめします。
総合治療で全体解決を実現
歯科治療で大事なことは、口腔内全体を見渡す全体治療です。
全体治療、すなわち総合治療を行うには、まずは医院自体の体制がしっかりとつくられていなければなりません。
どの症状で患者さんが病院を訪れたとしても、あらゆる歯科治療を行える体制が、全体治療を可能にすると考えます。
その条件として、一つの歯科医院の中に複数の歯科医がいることがあげられます。
KU歯科には口腔外科に強い歯科医や、審美や歯周病を専門とする歯科医がいたりと、各分野の専門医が有機的に結び付いたチームになっています。
一つの歯科医院で総合治療が受けられれば、患者さんは歯科医院を移動することなく、あらゆる分野の治療を受けられます。
そして、総合治療の歯科医院なら口腔内の全体解決がはかられますので、予後の状態もよいですし、口腔内の良好な環境も長期的に維持することも可能になります。
KU歯科クリニックはこれからも歯科総合クリニックにこだわり、さらに体制を強化して、「みんながハッピーになる治療」を目指していきたいと考えています。