渋谷
上顎3本の欠損部にインプラント
30代男性。
かなり長い期間上顎3本欠損のまま放置。
入れ歯は作ったけど気持ち悪くて入れてない。
そんなご相談で先週来院されました。
・3本の連続欠損ブリッジなんて絶対に長期維持できない
・もしインプラントにしないなら何らかの入れ歯が絶対必要
数年間この3本の欠損のまま放置されていたのですが、
私とお話しして目が覚めたのか…「やります!」と。
だってこのままだと他の問題ない歯までトラブルが起きますからね。
22番・23番・24番の3本欠損。
通常ブリッジは端を支台にするのですが22番はかなり骨のダメージも大きい。
そもそも前歯の2番はどんな方でも幅も厚みもない歯なので、
必要以上に骨造成しても長期的にはまたやせ細ってしまいます。
なので治療計画は元々骨が厚く幅もあり深さも余裕がある23(犬歯部分)と、
頬側に骨吸収があるがここもまた幅がある24番にインプラント埋入。
ここには同時にたっぷり骨造成を行いました。
なので最終的には逆延長ブリッジになります。
手術は局所麻酔で約20分ほど。
かなりカチコチに緊張されてましたが、抜歯と同じくらいだったとお帰りに。
インプラントが固定されるまでの3か月半の間も入れ歯は気持ち悪いので、
なんとかこのまま過ごすとのこと…。
大変お疲れさまでした。
その場限りの優しい言葉をかけるのが良いわけではなく、
その人の将来を本気で心配するとやはり言葉に力がこもります。
理解していただき勇気を出して手術してもらって良かったです。
KU歯科クリニックはその場限りの対処療法ではなく、
原因の混雑・全体解決を目指す歯科グループです。
初めてのインプラント埋入手術
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