東京・渋谷
インプラント専門医を中心としたチーム医療
日本口腔インプラント学会のインプラント専門医とは、社団法人日本口腔インプラント学会が、インプラント治療の知識や経験を持つものとして認めた歯科医師に交付する資格認定制度です。
審査・試験を経て合格した歯科医師に、インプラント専門医として認定書が交付されます。
※この認定の有効期限は5年間となっており、インプラント専門医の更新には、特定条件を満たすことが必要で、更新の審査があり、インプラント専門医取得後も、知識と技術を習得し続ける努力が必要です。
また、当院の所属医師、歯科衛生士も専門の知識、経験を数多く有し、当院の特長でもある専門性の高いチーム医療を行っております。
年間700本以上のインプラント埋入実績
インプラント治療を可能にする外科的な経験・技術・知識を継続的に維持させ、さらに磨きをかけるためには、常時、数をこなしている必要があります。
開院から2019年2月まで通算16,000本(※)の実績経験に基づいたインプラント治療を実現しています。
※株式会社ガイドデントが提供するインプラント治療管理システム「i-Pro」登録本数調べ(2011年よりシステム導入開始)(「i-Pro」とはクラウド上で患者ごとのインプラント治療データ(埋入部位・本数・治療日等)を管理集計するシステムです。)
痛みを抑えたインプラント治療
インプラントの治療は、骨を削ったり、異物を骨の中に埋め込むため、痛みが強い治療法だと不安に感じる方も多いと思いますが、KU歯科クリニックでは麻酔科専門医による点滴麻酔や静脈内沈静法など様々な工夫により痛みの少ない治療を目指しています。
静脈内鎮静法とは?
静脈内鎮静法(セデーション)
静脈内鎮静法(セデーション)とは、全身麻酔とは異なり、静脈内にリラックスするお薬を入れて術中の記憶をなくす麻酔です。
歯科恐怖症や嘔吐反射のある患者様に有効で、抜歯やインプラント埋入手術などの外科処置はもちろん、虫歯治療や神経治療など基本的な治療でもご利用いただけます。また、血圧の高い方や心疾病により手術がご心配な方も、静脈内鎮静法の効果により安定した状態で手術を受けていただけます。
「医師」と「麻酔科専門医」が術中管理
KU歯科クリニックグループでは、10年以上前からこの静脈内鎮静法を取り入れ、ストレスを最小限にした治療を行っております。術中は、治療を担当する医師とは別に麻酔科専門医が立会い、全身の状況を常に監視しながらコントロールしますのでご安心ください。
オプション費用がかかりますが、歯科治療への恐怖心が強い方やお痛みに弱い方にとって、間違いなく術中のストレスを小さくできます。
国内外13種類のインプラントメーカーの取り扱い
インプラントメーカーは、今世界でメジャーなものからマイナーなものまで70社から100社ぐらいあります。それぞれのインプラントメーカーには特徴がありシステムも違います。アジア人は最も骨や歯肉が薄いと言われ、世界的にも難しいとされています。
更に、患者さまそれぞれの口腔内の状態は全て違うので、最適なインプラントシステムは異なってきます。つまり、取り扱うインプラントメーカーの数が多ければ、治療リスクを最小限に抑えることが可能になるのです。
KU歯科クリニックでは、スタンダードなメーカーを中心に国内外13種類のインプラントメーカーを取り扱っていますので、それぞれの患者様に最適なインプラントシステムをご提案いたします。メーカー名について詳しく知りたいという方は診察時や事前にご相談ください。
インプラントナビゲーションシステム「Xガイド」の導入
Xガイド「インプラント手術ナビゲーションシステム」
当院では、インプラント手術ナビゲーションシステム「Xガイド」を国内でもいち早く導入しました。
Xガイドは、埋入部位の3D映像をリアルタイムに映しながら、最適な位置にインプラント体を埋め込むことができるようドリルをナビゲートする、インプラント手術ナビゲーションシステムです。
Xガイドによる術中リスク回避
リアルタイムの3D映像で、大事な神経や血管の位置を正確に把握できるので、インプラント手術中に誤って神経や血管を傷つける、といったリスクを回避できます。
インプラントを埋め込むのが難しい症例であっても、このGPS測定によるナビゲーションシステムを用いることで、あらかじめコンピューター上でシミュレーションした最適な位置、角度に埋入することができます。
これにより、手術をより安全・確実に行えるようになると同時に、患者様により安心して治療を受けて頂くことが可能となりました。
Ⅹガイドの特徴①:インプラント手術を正確に行うことができる
Xガイドは、リアルタイムの3D映像で骨の中を確認しながら、ナビゲーションに従って手術を行います。そのため、骨の中にある神経や血管を確実に避けながら手術が行えるため、安全にインプラントを埋入することができます。
また、CT撮影からインプラント手術に至るまでの治療過程がすべてデジタル化されているので、誤差がうまれることがなく、シミュレーションどおりの位置に正確にインプラントを埋め込むことができます。
Xガイドの特徴②:インプラント治療期間を短縮できる
サージカルガイド
これまでの技術で、正確なインプラント埋入手術を行うためにマウスピース状ものを作成し、それをお口に装着して手術を行なうものです。
Xガイド
サージカルガイドを作成する必要がないため、準備にかかる工程や期間が大幅に短縮され、インプラント手術に早く取り掛かることが可能です。
Ⅹガイドの特徴③:身体の負担を軽減・口が開きづらい方でもインプラントの治療が受けられる
サージカルガイドを用いたインプラント手術の場合
従来のサージカルガイドを装着した場合、ガイドの厚みにより、インプラントを行う作業範囲が狭くなってしまいます。そのため、お口が開けづらい方にとっては、お口を開けていることが苦痛でインプラント治療自体が不可能なこともありました。
Xガイドを用いたインプラント手術の場合
サージカルガイドを装着する必要がないため、より多くの患者様に快適にインプラント手術を受けていただくことができます。
「サージカルガイド」による精度と安全性の向上
「サージカルガイド」を使用した正確なインプラント埋入
- 下歯槽神経を傷つけるリスクを回避できる
- 審美性の高いインプラントを実現できる
- 歯茎を切開しないため、術後の痛みや腫れが少ない
下顎にインプラントをした際に神経麻痺が起こったというケースが報告されています。
これは、本来であれば事前にCTによる3次元的なシミュレーションを行い血管や神経の位置を確認したうえで手術を行わなければならないところ、CTを使用しておらず誤って神経を傷つけてしまった場合に起こります。また、たとえCTによるシミュレーションをしたとしても、埋入手術は人の手で行いますので、どうしても誤差が出てしまうリスクがあります。それを解決し、シミュレーションどおりの位置への埋入をアシストするものが、サージカルガイドです。
機能的かつ審美的なインプラントを実現
従来のインプラント治療
骨のある場所に土台(インプラント)を立てることが優先され、それに合わせて上に装着する人工歯のデザインが決められていました。そのため、インプラントの埋入位置によっては強く噛むことができず、周囲の歯との調和がとりづらいという不具合が起きていました。
サージカルガイドを用いたインプラント治療
一方、サージカルガイド(手術ガイド用マウスピース)を使ったインプラント治療は、トップダウントリートメントと呼ばれ、最終人工歯が最も理想的・機能的な歯並びになるようデザインしてから、それに基づき治療計画を立てていく治療法です。特に、高い審美性が要求される前歯部では重要な方法です。
CT撮影による3Dデータと歯型をコンピュータソフト上に読み込み、理想的な形にシミュレーションし、それを再現できるようサージカルガイドを設計します。手術時は、このサージカルガイドに沿って埋入することで、理想どおりの機能的で審美性にすぐれたインプラントを実現できます。
歯並びや噛み合わせ、清掃性が優れた仕上がりになるため、結果的にインプラントが長持ちすることにもつながります。
歯茎を切らないインプラント
従来の口腔外科領域におけるインプラント治療
歯科インプラント治療は口腔外科の領域にあたり、口腔外科には安全性が第一に求められます。従来のインプラント手術の際は、歯茎を大きく切開し骨の状態を目で確認しながらインプラントの埋入を行っていました。
サージカルガイドを用いたインプラント治療
一方、サージカルガイドを使ったインプラント手術では、事前にシミュレーションした位置に直接インプラントを埋入することが可能です。よって、術後の痛みや腫れの原因となる「体に負担がかかる切開」を行わなくても、歯茎の上からダイレクトにインプラントを入れられます。
ただし、すべてのケースで歯茎を切らない手術が最適とは限りません。診断結果をご説明した上で、手術の可否も含め、それぞれに適した治療方法をご提案させていただくようにしています。
歯科用CTを全医院に完備
日本の歯科医院における導入4割程度の「精密歯科用CT」
従来の歯科レントゲンとは異なり、撮影画像を元に、見たい箇所の縦方向、横方向、真上などの立体的な輪切り画像を確認でき、さらには骨の厚みや骨密度等、口の中の情報をより精密に検査できる、歯科分野に特化したCTです。
顎骨の状態を細部にわたり把握することで、より正確な診断を行うことが可能で、確実なインプラント治療のためには必須の精密検査機器です。
立体的なCT撮影ができるので口腔内全体が把握できる
2次元のレントゲンと最も大きく異なるのが、3D画像が得られることです。
これまでのレントゲンではわからなかった顎の骨の立体的な形態や、神経の位置など口腔内全体を正確に把握することができます。インプラントのほか、親知らずの抜歯や歯周病治療、根管治療、歯根の破折の治療、顎関節症の診断などにも活用されています。
高品質画像で正確な判断ができる
歯科分野に特化した機器で、高性能な技術を使用しており超高解像度の画像を映し出すことが可能です。そのため、骨質までも詳細に確認することができ、より正確な診断・治療が行えます。
短時間で撮影でき安全性が高い
歯科用のCTは、医科用CTとくらべX線被爆量が非常に少ないという特徴があります。特に、医科用の頭部CT撮影と比較すると約10分の1の被爆量となり、体への影響を心配せず受けられます。
また、歯科用CTの場合は、立ったままや座った姿勢のまま数十秒程度で撮影が可能なので、患者様の負担を大幅に軽減することができます。
複数の撮影プログラムが利用できる
1台の3次元CTで3つのプログラムが撮影できます。3D撮影はもちろん、顎の形・上下の顎の大きさやズレ・歯の傾斜角・バランスなどが把握できるセファロ撮影、虫歯や歯周病、顎の状態を見るためのパノラマ撮影が可能です。
マイクロスコープや高倍率ルーペによる審美性の高い治療
新世代マイクロスコープ「ライカ M320-Dシリーズ」
肉眼では見えないミクロの世界を見ることにより、根管の内部から歯周組織、歯の切削面など口腔内の状態を確認することが可能です。
現在では、根幹治療だけでなく歯科のさまざまな治療でマイクロスコープが活用され、より精密な治療、より審美性の高い治療を実現しています。
完全個室のインプラント手術室
KU歯科クリニックでは治療を行うための様々な設備を完備し、ご来院をお待ちしております。
院内感染防止、粉塵などによる異物混入防止などの観点から、完全個室のインプラント手術室を設置しています。
安心のインプラント保証制度
KU歯科クリニックでは、患者様に安心して治療を受けていただくためにインプラント治療に保証制度を設けています。詳細はカウンセリングの際にお問い合わせください。