ソケットリフトの15年後 | KU歯科クリニック|インプラント、矯正歯科、審美・ホワイトニング・インビザラインなど歯科(歯医者)|東京 渋谷・新宿・銀座・青山一丁目外苑前・三軒茶屋【世田谷】・成城学園・品川【青物横丁】

インプラント

ソケットリフトの15年後

KU歯科クリニックは、

痛みの腫れの少ない低侵襲インプラントオペ

を追求します。

上顎臼歯部は骨質が軟らかく骨量不足になりやすい。
従来の大規模な骨造成ももちろん行いますが、
インプラント埋入するための小さな穴から膜を挙上し、
不足した骨造成を行いインプラントを安定させる。

ソケットリフトを頻繁に行います。(写真上)

これはおそらく私の初めてのソケットリフト。
2004年ですからなんと15年前になります。

上顎洞粘膜を破らないよう細心の注意を図りながら、
オステオトームと言う特殊な器具で挙上しスペースを作る。
そのスペースに骨補填材料を填入しインプラントを同時埋入。
インプラントの先端付近がドーム状に丸くなってますよね。

ストローマンインプラントTE 4.8X6.5 10ミリを使用。
当時は現在の様に初期固定が良いセルフタップ型もなかったので、
このようなテーパー形状のタイプで抜歯部位に固定させました。

デジタルではなくアナログレントゲンが懐かしいですねぇ。

上部構造も15年前に装着したまま。

1度も破損・脱離することなく身体の一部として機能しています。

注目していただきたいのが上顎洞底のライン。
インプラント埋入直後と比較して、
しっかり挙上され新生骨が既存骨と一体化しています。

そしてそのCT画像。
左は正面、右は側面。

既存骨(元々の自分の骨)としっかり一体化して、
インプラントをガッチリサポートしてくれています。

現在もしっかり患者様は定期健診に来院されており、
時々私もしっかりチェックさせていただいております。

自分でインプラント治療を始めてかれこれ20年になります。
当時はインプラント治療を否定する方がたくさんおりましたが、
こうやって快適にお口の中で機能しているのを確認すると、
自分の歯科臨床が間違ってなかったのだと自信を持てます。

今やインプラント治療は欠損補綴の第一選択。
痛みや腫れを最小限に最良の提案を致します。

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