日本国内で薬事承認されているインプラントだけで50以上。
国際的にみたら500は軽く超えるんじゃないでしょうか。
そしてそれぞれに色んな特徴があります。
特徴の分類方法にもいろいろあって大きなものだけでも、
・インプラント材料
・インプラントデザイン
・上部構造の連結方式
・表面構造
と大きく違います。
一口にインプラントって言っても様々なんですよ。
埋入予定部位の組織の状態はもちろんですが、
全体のかみ合わせや口腔習癖や抜歯理由、
唾液の性質や患者様の年齢や全身状態、
最も重要な生活習慣や口腔意識など…、
様々な部分を考慮しシステムやタイプを検討します。
例えば同じ患者様の口腔内であっても、
上顎大臼歯と下顎大臼歯では違うタイプにすることも。
( 上記レントゲン参考↑ )
1回法と2回法の違いではなくインプラントそのものの表面性状。
歯肉厚みやリスクを考慮して同じメーカーでもシステムが違う。
なんでも1つで対応するクリニックもあるようですが、
やはり長期的には限界が出てくることも。
メジャーメーカーは用途に合わせた複数のラインナップがあります。
そんな話を含めて今週末は大阪で講演予定。
2日間のシンポジウムで200人以上の参加者。
私は初日のトリを務めることになってるのですが、
テーマはとてもとても地味な内容。
おたのしみに。
週末は粉モノ祭りだな…。