審美治療 前歯の治療のやり直し 2020.05.18 1年半前に他の歯科医院で前歯の治療を行ったが審美的に不満足… ご主人様からのご紹介で来院されました。 〇左上2番(写真では真ん中から右2番目)インプラント ・ジルコニアアバットメントが入ってますが歯肉退縮 >歯肉移植はしたくないということで人工歯肉を付けたセラミッククラウンへ 〇左上1番(写真では真ん中から右1番目)天然歯 ・神経を取った天然歯で歯の色が暗くなっている ・先端にコンポジットレジン充填してますが変色し欠けている >ファイバーコアポストで補強しセラミッククラウンへ 〇右上1番(写真では真ん中から左1番目)セラミッククラウン ・歯肉退縮し周囲とも調和がとれていない >古いセラミッククラウンを外して新しく 〇右上2番(写真で真ん中から左2番目)天然歯 ・コンポジットレジン充填が先端が削げるように破折 >生活歯のセラミッククラウンへ 中心から2本づつ計4本と偶数なので、 色や形態の自由度も大きくなりました。 本日装着1か月後の検診に来院されましたが問題なし。 次回は3か月後にまた拝見します。 前歯のような審美的な歯科治療はこうした方が良いですよと提案はするものの、 適合やかみ合わせ以外は最終的に患者様の好みが成功かを左右します。 そうでなければせっかく費用をかけて行った治療が無駄になってしまうことも。 髪型と違って「次はこうしましょう…」というわけにはいきませんから。 前歯のセラミックの交換 ↑ こちらも合わせてお読みください Tweet スタンダードプリコーション 標準的感染予防策 前の記事 金属不使用の歯科治療 ③ 次の記事