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インプラント

デジタルを活用したインプラント治療

オーラルスキャナーが忙しい…。
ここ最近はオペ室で活躍してます。

インプラント治療は完結するまで何度も逆回転の力を加えます。
大半のインプラントは正回転で歯槽骨に食い込むようにできてます。
抜歯して数か月経過し骨量骨質が十分な単純ケースならともかく、
ダメージが大きく骨造成しなきゃならなかったり抜歯同時だったら…。

2次手術や型採りやクラウン装着時の逆回転はマイナスなんです。

歯周ポケットの底にはいきなり歯槽骨にならないように歯肉が付着しています。
天然歯よりもインプラントの方がその付着が弱いのでできるだけ回数を減らしたい。

そんな目的で今まで数回に分けていた内容をできるだけ1回で行うようにしています。
抜歯+骨造成+軟組織移植+インプラント埋入+仮歯の装着…などなど。
今までもいろいろなことを工夫してきましたがこのオーラルスキャナーを活用して、
「型採り」をしないという大きなアドバンテージを獲得しようとしています。

まだまだ探り探りですけどね…。

1か月半前に抜歯した6番と元々なかった7番。

2本のインプラントを埋入して骨造成も行った。

この延長ヒーリングアバットメントを装着する前に、
オーラルスキャナーで取り込みは完了。
対合歯とかみ合わせも合わせて5分かかりません。

このデータを基に3Dプリンターで模型を作り、
1か月半後にはいきなり仮歯を装着。

良いですね。
このスマートな流れ。

進化は止まりません…。

ストレスの少ない歯科治療を追求しています!

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