痛みや腫れが少ない低侵襲手術が良いの当然…
ですが、
それを追求しすぎてミスを起こしたら意味がない。
予想以上に病巣が大きく微妙な場合には、
すぐに基本的な術式に切り替え直視して行う。
そうでなければリスクの高い低侵襲手術になってしまう。
真ん中の天然歯は健全歯。
前後にインプラントを埋入予定。
手前は抜歯と同時インプラント埋入。
奥はすでに抜歯して数年経過。
手前は抜歯してできた穴だけで切開剥離はなし。
しっかり感染物を除去後頬側に袋状スペースを作り、
インプラント埋入後にそのスペースに骨造成し縫合。
奥は骨量十分でしたが歯肉厚みがやや不十分。
台形状の切開剥離を最小限に行いインプラント埋入。
その後延長キャップを装着しフラップは頬側にスライドし縫合。
1回の手術でかなり角化歯肉を確保することができました。
ものすごく怖がりの患者様でしたが、
帰りに受付で嬉しい一言。
「思ったよりも楽でした!」
勝利の瞬間です!^^
そして、
「この揺れてる前歯も反対の奥歯もどんどん進めたいです!」
ガッツポーズ!!!(心の中で…笑)
忙しい金曜日の渋谷院の午前中の出来事。
後半も頑張ります。