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診療風景

神経治療(歯内療法)いろいろ…

痛いって言ったら神経とられて、
もうかれこれ1か月4回治療してるけどまだ痛いし不安…

こんな相談のセカンドオピニオン。

神経治療にもいろいろあって、

①虫歯を取っていくうちに神経に到達し歯内療法
②過去に歯内療法した歯に問題があり再度治療
③神経は取っておらず中にあるまま死んでおり歯内療法

大まかに分けるとこんなものですと説明。

①は神経が生きてる状態で、
②はすでに神経はなくお薬が入ってる
③は死んでしまった神経のせいで膿があることも

ちなみに複数神経がある歯の場合、
1本生きてて他が死んでるとかもあります。

レントゲンを撮影し中を確認すると、
先端に色素沈着した貼薬用綿栓が。
根管長測定器でリーマー試適し再撮影。(写真上)

根尖部には透過像があり歯根吸収もしている。
なので根尖孔も歯根の外形上の先端より手前なのか。
薬剤で洗浄しお薬を詰めて仮蓋。

その後現在の状況説明をしっかり行いました。

歯内療法としてやってることは同じようですが、
①②③ではかなり状況が違い今回は③の状態。
なので少し完全治癒するのに時間がかかりますと。

周囲の歯にも不適合な詰め物がたくさん…。
このデンタルレントゲンでも2つ、3つ…もっと?
皆さんでも不適合が簡単に確認できると思います。

歯内療法の間にそういった細かな治療。
効率よくやっていきましょうね。
とご説明しました。

説明しても相手が理解してなければ同じ。
伝えるって難しいですよねぇ。

上顎前歯で唾液も入りませんし、
今日は状況確認だけですのでラバーダムしてません。
ごめんねH先生…。

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