右下4本の欠損。
取り外し式の入れ歯ではなく、
固定式のインプラントをしたい。
しかし骨がない…。
患者様は72歳女性。
大規模な骨造成はしたくない。
目黒区の歯科医院様からのご紹介。
私がインプラント治療を始めた頃は、
皆が長く太いインプラントを入れてました。
しかし、
・太くして周囲の骨を薄くするより細くていい
・短くても長いインプラントと長期予後に差がない
と時代の流れとともにコンセプトは変化し、
強度のある材料の細いインプラントや、
8ミリ、6ミリと短いインプラントが出てきました。
なので患者様にはショートインプラントを提案。
お盆前にインプラント埋入サイズは右から、
長さ6ミリ、4ミリ、6ミリ
となり太さは全て直径4,1ミリになります。
長さ4ミリのインプラントだけは他と少しデザインが違い、
初期固定を確保するスレッドの間隔が短い。
下歯槽神経との安全域を確保して埋入しました。
2か月ちょっと経過した本日。
2次手術を行いオステルでISQ値を計測。
ISQ値とはインプラントと骨の結合を客観的に表す数値。
右から
80、68、81
と良好。
下歯槽神経との安全域もしっかり確保できてますので、
次回は仮歯の型を採る予定です。
KU歯科クリニックでは
様々なニーズに合わせたオーダーメイドインプラント治療
を行います。
是非ご相談ください。