拡大することで歯科治療の精度が格段に向上しました。
裸眼でははっきりしなかった問題の原因がわかるようになったし、
様々な操作も精密かつ正確に行うことができるようになった。
見えないものが見えるって凄いんです。
そのいくつかの例を紹介していきたいと思います。
上記はファイバーコアポストによる築造を行う前の写真。↑
① 感染歯質(虫歯)が残ってないかう蝕検知液(青色)で確認
② 更にこの後ポスト挿入部に充填材料が側壁に残ってないかも確認
歯内療法終了後に補強目的に行うのだが拡大すると①②の精度が格段に向上する。
どんなに最高の材料を使ったとしても接着面にゴムが付いていたら…。
その部分は接着されておらず数年後にコアごと脱離の原因になる。
また感染歯質(虫歯)を取り残したまま補強したとしても、
時間の経過とともに内部から虫歯が広がり保存不可能になってしまう。
これはマイクロスコープで20倍で拡大した画像。(写真上)
もちろん5~8倍の拡大鏡でも十分な威力を発揮する。
ただし全てのステップで拡大すれば良いわけではない。
全体の形やバランスを見る時にはあえて裸眼が良い。
字を書くときには拡大するよりも遠目で全体像を見た方がいですよね。
それと同じです…。
虫歯を完全に除去する
この部分の拡大画像の威力は計り知れません。
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