ワイヤーを使用しない取り外し可能なプレート矯正。
最近は患者様の方からお問い合わせいただくことが増えました。
もちろん全ての症例に適応なのではありません。
前歯だけがデコボコのケースなどはプレートでOK。
歯根が単独なので悪くもなりやすいが良くもなりやすい。
抜歯をしなければならないケースは不向き。
プレートでも可能は可能ですが逆にちょっと大変。
通常のワイヤーの方が良いかと思います。
でも実は最近かなり適応症例が広がってきてまして…。
KU歯科クリニックグループ全医院では、
インビザラインだけでなく複数のシステムを採用。
1つのシステムでは対応しきれない場合もあるんです。
かれこれ15年以上プレート矯正を行っているので、
オリジナルのエッセンスを加えて、
患者様に最適な方法を提案させていただいております。
最近かなり適応症例が広がってきてまして…。
この写真は、治療開始から9か月経過時のもの。
今折り返し地点を回ったところでしょうか。
左上側切歯が生まれつき足りなかったりと、
かなりアンバランスな状態でした。
もちろん100点満点のゴールを目指したいのですが、
年齢や生活環境など考慮して90点のゴールにすることも。
移動量を最小限にするために右上犬歯を抜歯することにし、
ようやく右上切歯と右下犬歯のかみ合わせは正常に逆転。
プレート矯正でもワイヤー矯正でも、
患者様にしっかりご理解いただき、
最善のゴールを決めることが大切です。
もうひと頑張りってところでしょうか。