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歯のよもやま話

金属3Dプリンター

今夜のWBS。
私達歯科業界でも興味のあるトピックス。
日本の商社双日が金属の3Dプリンターを開発したとか…。

じっくり拝見させてもらいました。

従来の3Dプリンターは樹脂製のものが一般的。

当グループでも、

・手術シミュレーションモデル
・サージカルステント
・プレート矯正用モデル
・補綴物製作用モデル

など活躍の場が広がってきました。

3Dプリンターとはデータを元にスライスされた2次元の層を積み重ね、
複雑な立体的なモデルを製作する機械の事を言います。
液状樹脂を紫外線で硬化させていく方法や熱で溶かした樹脂を積み重ねる方式など様々。
今回紹介されてたのは金属粉末にレーザーを当て溶解させ積層して立体化させていく方式。
アルミニウムなどはすでに他業界で使われてるらしいから今回のトピックスはこれか?

鋳造金型などを用意せずに小ロットで製作できるからコスト面のメリットが大きく、
材料を無駄に使い廃棄する部分がほとんどないことでもゆう有効だ。

でも…この方法が金属に応用できるなんてすごいですよね。

鋳型に溶かした金属を流し込む鋳造で製作していたものが、
この方法で行えるとなるとかなり複雑なものが製作可能になる。
すでに整形外科などでは人工関節などで使用されていますが、
また用途が広がりを見せそうな大きなトピックスだった。

これは球体の中に小さな球体を3つ入れたもの。

こんなものが3Dプリンターで一気にできちゃうのなら、
私達歯科業界でもあんなおのやこんなことにも応用できそうだ。

 

ちなみに当院で使用している樹脂製の3Dプリンターモデル。
これはインプラントの上部構造製作用。

面白い時代になりましたね…。

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