親知らずって昔の人は真っすぐ生えてる人も多かったんです。
昔は今みたいに軟らかい食べ物が多くなかったから、
ガッチリした顎が必要で四角い顔の人が多かった。
大臼歯が3本必要だったってことでしょうね。
・真っずぐ生えてる
・親知らず同士で咬みあっていてる
・大きな虫歯になってない
この3つの条件全てが揃っていればいいですが、
1つでも満たしてなければ確実にいつか悪影響を及ぼします。
20歳超えて下の前歯が急にデコボコしてくるなんてのも、
生えてくるスペースの足りない親知らずが原因の1つ。
なので問題があったら抜歯してしまった方がいい。
本当は問題を起こす前に抜歯した方がなおさらいい。
今日も矯正専門医からの依頼で左側上下の親知らずを抜歯。
下は少しだけ顔を出してましたが上は完全に埋まっていた。
スムーズな抜歯は5分足らずでスムーズに終了。
「大臼歯を抜くことになったときに移植できるかもしれないから…」
「いつかブリッジの土台に使えるかもしれないから…」
という理由で親知らずを保存する歯科医の先生もいらっしゃいますが、
今の親知らずは退化傾向にあるので歯根が貧弱で支えが弱くなりやすいし、
保存してる間に虫歯や歯周病になってしまいヤブヘビになることも。
条件が整った時にだけしか使えないんですよね。
歯冠が大きいから大臼歯にしか使えないですし…。
周りの歯に悪影響を与え始めたらお早めに。
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