欠損部分をインプラントで補う。
インプラント治療を長持ちさせるために、
・理想的な埋入位置
・骨質を理解した埋入手術
・清掃しやすい上部構造
などだけではなく、
・全体の咬合バランス
・元々その人の持つリスク
などまで考慮するのが当たり前の時代。
「〇〇インプラント使用・永久保証制度」
などと言う軽口広告に騙されてしまう人は今時いないでしょう。
歯周病治療もブラッシングだけでは限界がある。
外科処置で組織再生治療を行ったり、
咬合分散するために欠損部にはインプラントも行う。
過剰な咬合力がかかったままでは組織再生もうまくいかない。
唾液の質などは変えることはできないが生活習慣は変えられる。
修復や補綴も同じ。
その部分を美しく綺麗にすることができたとしても、
日々の清掃性を考慮した形態になっているかや、
咬合力のコントロールが出来なければまた壊れる。
結局のところ「〇〇専門医」であったとしても、
高いゴールを目指すとなると総合力が必要なのだ。
直前の原因しか解決しない対処療法中心ではなく、
原因の根絶を図るために根本解決を目指す人の違い。
力を付けるために日々研鑽を積んでいくと、
結局同じようなゴールにたどり着く。
山梨側から登ってる人
静岡側から登ってる人
富士山の頂上で、
あれっ…会っちゃったね
なんてことがある。
そしてそこには頂上にたどり着いた人しか見えない景色があるんですねぇ。