抗生物質(抗菌薬)の効かない「薬剤耐性菌」によって2017年に国内で8千人以上が死亡したとの推計を、国立国際医療研究センター病院(東京)などの研究チームが5日まとめた。耐性菌の死者数を全国規模で調べた研究は初めて。代表的な2種の耐性菌を調査した。
耐性菌は抗菌薬を正しく使っても発生するが、使い過ぎによって生まれやすくなり、拡大が加速される。近年、耐性菌による死者の世界的増加が指摘されていた。日本でも深刻な影響を及ぼしていることが明らかになり、抗菌薬の適正使用など対策の徹底が求められそうだ。
<共同通信>
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薬剤耐性菌とは抗菌薬(抗生剤)が効かない菌の事。
生き延びるために細菌は自分自身を変異させてしまうので、
効果のある抗菌薬がなくなってしまうのです…。
「安易に薬に頼らずに自己免疫力を高める」
普段の生活からこんな意識を持つことが大切ですね。
不要な薬を安易に摂取すれば本当に効かせたい時に効きにくくなる。
歯科治療の際にも抗菌薬を多く使います。
特にインプラント治療の際には必ず処方します。
強い抗生剤を術後だけでなく術前にも処方する先生がいますが、
私は真逆でかなり弱い抗生剤を術後3日から5日。
状況によっては適当に辞めちゃうことも…。
この手のニュースは話題になりにくいのですが、
大々的に報道されていたので驚きました…。