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インプラント

一生で何人の歯科医に治療を委ねるか

4月から海外にしばらく行くので…

本日メインテナンスにいらした患者様。
お仕事でLAに4年ほど行くのだそうだ。

4年前に当院で行った左上のインプラント。(写真上)
骨吸収もなく上部の緩みや破折もない。
普段のクリーニングは御近所でされており、
半年に1度のインプラント検診は当院で。

とても素晴らしい患者様。

インプラントメーカーやサイズをメモでお渡しし、
住む予定のトーランス周辺の知ってるクリニックもお伝えした。
何かあったら向こうからメール下さいとお話し、
来月のクリーニングのご予約を取られてお帰りになりました。

前にも書いたが、
一生一人の歯科医に診てもらうことは…
現実不可能なのだ。

15歳で矯正治療をしてくれた45歳の先生は、
35歳になると歯周病の相談したくても70歳。
35歳でインプラント治療をしてくれた55歳の先生は、
50歳で上部構造が割れた時には70歳。

今私が大先輩の過去の治療を引き継いで担当させてもらっているように、
私が今行った治療も何十年後に誰かが引き継ぐことになるのです。
もちろん皆がきちんと紹介状をもらい転院できれば良いが、
大半の場合はそうもいかない。

天然歯の治療の場合は引き継ぎがそう大変ではないですが、
インプラントはメーカーやシステムごとにパーツがバラバラ。
ドライバーだけでも統一…なんて声はずいぶん前から聞こえますが、
未だにそれは達成できずバラバラなのです。
かなり大きな問題ですよねぇ。

紹介状がなくても誰もがわかるようなスタンダードな歯科治療。

こんな気持ちで、
誰に診られても恥ずかしくない歯科治療を、
基本に忠実に行っていきたいと思います。

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