KU歯科クリニックグループでは他院で行ったインプラント治療の引継ぎやサポートを行います。
治療が完了して数年経過し転居などで地元の歯科医の先生からご紹介を受けることが最も多いですが、
何らかの理由で治療途中だが続きをやってほしいと相談を受けることも最近は増えてきてます。
こちらのケースもつい最近ご相談に来院された上顎臼歯部のケース。(写真上)
上顎洞底までの骨量は6~8ミリ程度。
軟らかめの骨質というのがわかります。
2本ともに世界的に最もメジャーであるストローマンインプラントを使用。
上顎洞底の硬い皮質骨にインプラント先端を食い込ませて固定してあります。
延長ヒーリングアバットメントが装着されてますので1回法で行ったか2次手術まで終わってる状態。
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この延長ヒーリングアバットメントもインプラントシステムを特定するためのチェックポイント。
システムによってはここに数字が印記され直径や長さがわかるようになっているものものもあります。
ストローマンインプラントのようなメジャーシステムになると様々な用途に合わせたモデルが多数あります。
今回の1番奥に入っているインプラント(レントゲン右)はBLXという最も新しいタイプ。
軟らかい骨に強固に固定できるようフィクスチャーデザインがハードになっています。(写真上)
上顎洞内を骨造成することなく軟らかく少ない骨に安定して固定する目的で作られたもの。
痛みや腫れの少ない低侵襲インプラントを追求する上で必要不可欠になり各社このタイプが発売されてます。
おそらく今回は直径は5.0ミリまたは5.5ミリのワイドボディで長さは6ミリか8ミリかと。
BLXはどのサイズであってもアバットメントコネクションは1サイズになります。
年内にこのBLXに機械研磨面が付与されたTLXと言うタイプが新たにラインナップされる予定。
規格化された形態になりますが歯肉貫通部分のフレアが最初からできてますので、
アバットメントの連結部分が浅くなり操作性も良くトラブルリカバリーもしやすい。
世界同時にローンチされるようですので楽しみです。
様々な理由で転院をご希望される方はお気軽にご相談ください。
もし当院で対応不可能だとしてもご紹介やアドバイスをさせていただきます。
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通算18000本以上の経験のある日本口腔インプラント学会専門医が担当
医)京和会 KU歯科クリニック 渋谷・銀座・青山・新宿・品川・世田谷・成城
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