患者様は79歳。
まもなく80歳になられます。
前歯の先端が欠けて何度かコンポジットレジン充填をしたそうですがすぐに取れる。
それならと言うことで、思い切ってラミネートべニア修復しました。
ラミネートべニア修復は全周削って被せるのではありません。
歯の表面を極わずか一層削ります。(麻酔なしで削れる程度)
最もかみ合わせの力がかかる先端は厚みを確保するために少し多めに。
と言うよりも元々かけていたのですからこちらも極わずか。
付け爪のような極薄のセラミックプレートをレジン系接着剤で装着。
私が歯科医になったころと比べてセラミックも丈夫になりましたし、
何よりも接着剤の精度がかなり向上しました。
と言うよりも、この年齢で素晴らしいですよね。
ほんと感動的な口腔内なのです。
KU歯科クリニックは可能な限り健全歯に負担をかけない歯科治療を目指します。
25年前の開業以来、便宜的に神経を取ることはしませんし金属不使用を心がけて、
歯の寿命を長くするための最大の努力を行う歯科治療を行います。
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