・CTの3次元画像(側面)
・CTの3次元画像(正面)
2004年に行ったインプラント治療です。
上顎6番にオステオトームで骨造成し埋入しました。
CT撮影すると骨不足で造成した部分はしっかり骨再生しており、
最も荷重がかかる上顎6番のかみ合わせを頑丈に支持してくれています。
既存骨と骨造成部分の境目も良くわからないくらい良好です。
2004年の治療ですから現在14年経過。
上部構造も当初入れたものがそのまま。
しっかり身体の一部として機能されています。
「インプラント治療の寿命ってどれくらいですか?」
こんな質問を患者様からよく受けます。
個人差もあるし抜歯に至るまでのプロセスの違いもある。
インプラントを埋入する際の歯槽骨への配慮や埋入位置など、
治療を担当する術者の技術力の差もかなり大きい。
定期健診をきちんと行いメインテナンスをしっかり行い、
全体の咬合バランスが整っているかどうかなども重要。
一言でどれくらい持つ…とは答えにくい。
「10年位しか持たないんですかね…」
なんて控えめで寂しいこと言われ心配される方もいらっしゃいますが、
当医院では軽く15年や20年を超える方もたくさんいらっしゃいます。
前後の歯を削るブリッジの平均寿命は8年位と言われてる。
インプラント治療のの10年生存率は98%以上ですから一目瞭然。
欧米に比べ日本はインプラントの歴史は浅く普及率もかなり低い。
とりあえずブリッジにできるのならまずブリッジにと安易に選択される方多数。
昔と違ってブリッジとインプラントの治療費の差も小さいので、
安易に健康な歯を削り過剰な負担をかけない方法を検討してほしいです。
日本はすでに世界に類を見ない超高齢化社会に突入してますので、
快適に楽しい人生を謳歌する健康寿命を延ばすことがとても大切。
それにはしっかり自分の歯で美味しいものを食べる…。
これは本当に大切なんです。
健康な歯に余計な負担をかけないインプラント治療
是非ご相談下さい。