インプラント治療のスタンダードなステップは、
① インプラント埋入
② 2次手術
③ 上部構造の印象
④ 上部構造の装着
になります。
軟らかい骨質で骨造成の範囲が大きかった場合、
インプラントを完全に歯肉で覆うのが2回法。
数か月後に骨結合の安定を確認したら、
切開剥離して歯肉を貫通する厚みのある蓋に交換。
これを2次手術と言います。
4か月半ほど前に上顎最後方7番に埋入したインプラント。
骨質はクラス3~4とかなり軟らかくダメージも大きかった。
インプラント埋入と同時に大規模な骨造成を行い、
感染防止のために2回法で歯肉を完全閉鎖したケース。
本日2次手術を行い骨結合を確認。(写真上↑)
1週間後にオステルを用いて客観的に骨結合力を計測。
まず問題なく70以上の良い数値が期待できそうです。
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コーンログ 直径5.0mm X 長さ11ミリ
あえて上顎洞底の皮質骨にインプラント先端を当てて、
初期固定をしっかり獲得したケースでした。
全てのケースに抜歯即埋入即時過重で行うのではなく、
リスクの大きなケースはスタンダードな方法で行います。
今日も忙しかった渋谷本院。
お疲れさまでした。