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インプラント

インプラント周囲の骨が増える(6年半経過)

今日は青山の吉野院長が夏休みなので、
午後は私一人で奮闘しました。

夕方いらっしゃった定期健診の患者様。
インプラント治療後6年半経過。
定期健診は全体のかみ合わせや歯周病・虫歯のチェック。
インプラント周囲は特に念入りに確認。

とても綺麗に使われているので、
6年半1度もクラウンを外したことがなかった。
ネジで固定してるタイプなので、
仮蓋を外しネジを逆回転。

歯肉の深い部分も確認し清掃。
外したクラウンとネジも綺麗に清掃。
そして再度口腔内に装着。
またしばらくはこのまま大丈夫ですね。

今日確認で撮影したレントゲン写真が凄い。
骨がモリモリ増えてるんです!

インプラント埋入時に骨造成を行った。(写真①)
その3か月後骨が安定しているのを確認。(写真②)
更に2か月後にクラウンを入れた時。(写真③)
そして今日の6年半後。(写真④)

抜歯時にお椀上に痩せていましたが、
あまり間隔をあけずにインプラントを埋入。
当然不足部分を補う範囲は大きく、
広範囲に骨造成を行いました。

奥歯なので将来歯肉が大きく退縮しても良いように、
あえて1.4ミリ機械研磨面が付与されているタイプを選択。
なのでその部分は少し骨が覆ってないように見えますが、
歯肉の奥深くですので全く問題なし。

時々この骨が増えてくる現象あるんですよね。
インプラントだけでなくブリッジでも。

「老化すると骨も歯肉もやせ細っていくだけなんだろう…」

なんて思っている患者様。
バランスよくしっかり咬んでるとこんなことも起きるんです。

人間って凄い…。

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