![](https://keiwa-kai-kudc.sakura.ne.jp/wp/_wp/wp-content/uploads/2020/05/img_4772.jpg)
インプラント治療は機能回復だけでなく審美性も大切。
色調や形態が周りと合ってることも大切ですが、
歯肉などの周囲組織がとても重要です。
抜歯すると歯根膜が持っていた血流がなくなり、
歯槽骨も歯肉もかなり退縮してしまいます。
前歯の場合それで隙間になってしまうことも。
しかし前歯の隙間は審美的にはNG。
その為、
・抜歯時期と抜歯方法
・インプラント埋入ポジション
・シンプラントデザインとサイズ
・組織再生法
・上部の連結方法
・全体の咬合バランス
・メインテナンス
などなどあらゆる部分に注意して、
インプラント治療のプランを検討します。
と、ここまではよくある当たり前の話ですが、
周囲がすでに差し歯な場合はどうする?
天然歯なら抜歯時に多少歯肉退縮しても、
インプラントの補綴物で修正可能だが、
差し歯になっているとマージンが露出したりする。
たった1本のインプラントのために、
周囲複数本の差し歯を取り換えるのも大変。
と言うかそれでは単独回復できるインプラントの意味なし。
それぞれの差し歯がどんな材質かを見極め、
バランスがとれるように工夫するのです。
こちらのケースは右2番がインプラント。(写真上青矢印)
隣の犬歯から反対の犬歯まで全て差し歯でした。
![](https://keiwa-kai-kudc.sakura.ne.jp/wp/_wp/wp-content/uploads/2020/05/img_4773.jpg)
2番目はそもそも幅も厚みもないので難しい。
6年経過してますが歯肉退縮もなく良好です。
カムログインプラント プロモートプラス
直径3.3ミリ 長さ11ミリ
セラミッククラウンななどマテリアルの進化は早いので、
5年も経つとトレンドが変わっているのです。
前担当医がどんな素材をどのように使っていたかは、
抜歯した歯を見て調べたりします…。
紹介状などがなく患者様を引き継ぐことがほとんど。
天然歯でもインプラントでもよくありますからね。
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従来のメールカウンセリングもあるんですが、
最近こちらでご相談いただくことが増えてます。
口元や歯の写真など送るのが簡単ですからね。
やり取りもサクサクスムーズです。