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インプラント

手術回数が少なく治療期間が短いほうが良い

手術回数が少なく治療期間が短いほうがいい。

そんなの当り前だと言う患者様からの声も聞こえてきそうだが、
その分様々なリスクも高くなるので慎重に行わなければならない。

東京都心部で開業し忙しい患者様が多いKU歯科クリニック。
遠方からの患者様も増え限られた時間で効率よく治療したい。
元々はそういう目的で様々な工夫をしてきた。

しかしそのほうが最終的な仕上がりがいいことが分かってきた…。
もちろん私の臨床実感だけでなく学術的な裏打ちも。

抜歯、インプラント埋入、骨造成、歯肉移植、仮歯の装着。
これだけのステップをまず1度にできないかを慎重に検討し準備する。
そしてその条件が全て整った時のみ一気に仮歯まで装着し、
条件まで到達しなかった際は冒険せず従来ステップに変更する。
その条件は複数あるがその最も重要な部分は、

インプラントがどれくらい歯槽骨に安定しているか

という初期固定力。

閉鎖創にするのではなく固定式仮歯を装着するのですから、
当然口腔内にさらされることになるし外圧も多少は加わる。
初期の固定から本当の骨結合が起こり安定するまでの間、
動かず安定するだけのしっかりした初期固定が必須なのだ。

それを客観的に数値化するのが先日も紹介したオステル

60 以下  低い安定性
60~65  中程度の安定性 単独は△
65~70  安定 早期荷重可能
70以上  高い安定性 即時荷重可能

前歯のインプラント埋入。(写真上)
埋入後オステルで計測すると数値は74。
非常に高い初期固定が採れてますので、
予定通り本日即仮歯を装着しました。

 

仮歯の形態はここで一言で書けないくらい様々な注意が必要。
歯肉貫通部もかみ合わせの当て方もその防護法も…。

いよいよ今秋から始まる「抜歯即時インプラント埋入コース」。
まずは9月に東京からスタートします。
その後10月の大阪と11月の名古屋です。

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