乳歯が大人になっても自然に抜けずに困っている…
このようなご相談を多くいただきます。
乳歯は真下から後続の永久歯が生えてくるときに歯根が溶けて自然に抜けおちますので、
永久歯の生えてくる位置が著しく悪かったり、そもそも後続の永久歯がなかったりすると、
乳歯はそのまま残ってしまいます。
健康な状態なら良いですが、乳歯はまだ自己管理できない頃からお口の中にある歯。
虫歯になったり神経が死んでしまったり、問題を抱えたまま挟まって残っていることがよくあります。
そうなると前後の健康な永久歯に悪影響を与える可能性が非常に高くなるので注意が必要です。
第一選択は前後の歯に負担をかけないインプラント治療。
乳歯抜歯後にインプラント埋入し約2か月ほど骨結合を待ち、
その後最終的なジルコニアオールセラミッククラウンを装着して治療完了です。(写真上)
治療期間は約3か月で治療費用は約40万円ほどになります。
下の奥から3番目の小臼歯に乳歯が残ることが多いのですが、
この下にはオトガイ孔という下顎骨を走行する下歯槽神経の出口があります。
CTで3次元的位置を確認し手術サポート器具を使用して、
慎重にインプラント埋入手術を行わなければなりません。
下顎骨の骨質は硬いので心配ないですが埋入位置に注意が必要です。
インプラント埋入手術は約15分ほどで術後の腫れも痛みも抜歯と同程度。
ブリッジや入れ歯と違い、前後の歯に負担をかけないのでフロスも入り清掃しやすい。
そして何といってもかみ合わせの負担を単独でできる最大のメリットがあります。
最近、矯正専門医からのご紹介が増えています。
安全で正確なインプラント治療を追求する
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