日本口腔インプラント学会誌に昨年の学会での講演内容が掲載されました。
「歯科臨床におけるデジタルの有効活用のポイントと現状」
という広いテーマ。
インプラント治療を早くから行っていましたのでデジタルデータに触れる機会も早かったです。
CT画像がアナログからデジタル化されガイデッドサージェリーの精度が飛躍的に向上。
今や事前にアバットメントや固定式仮歯を製作しておくことなどが当たり前になりました。
また勤務医時代に初期のセレックに触れていたことで開業後も早めにCAD/CAMを導入。
当グループの医院コンセプトであるメタルフリー(金属不使用)歯科診療を追求できました。
約25年経ち今では健康保険診療でもメタルフリー、CAD/CAMが当たり前の時代になっています。
静岡側から登っていたインプラント治療を追求する歯科医師達と、
山梨側から登ってきた修復補綴の歯科医師が富士山の頂上で出会った。
そこに矯正医の先生方がいつの間にか加わっていた…。
イメージするとそんな感じです。
そしてこれから先の未来の歯科臨床がどのように変わっていくか…
生意気ですが一人の臨床歯科医としてそんなことにも少し触れています。
新しもの好きと先見性は表裏一体ですが誰かが情報発信し啓蒙しなくてはなりません。
お時間がありましたら読んでみてください。
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健康な歯に負担をかけない歯科治療を目指すにも
デジタライゼーションは欠かせないのです。