インプラント出張

インプラント 骨造成 サイナスリフト

インプラント治療を上顎臼歯部に行う際に骨不足になることがよくあります。
抜歯後は時間の経過と共に血流が少なくなり自然に骨量が減りますし、
上顎洞(副鼻腔)という大きな空洞がそもそもあるためインプラントを支持する骨が足りなくなるのです。
上記はCTの3次元画像になりますが、上顎6番が抜歯後2年程経過してかなり骨量は少なくなっています。
左は正面観、右は側面観になりますが、最低でも8ミリほど欲しい骨がわずか1~2ミリほどしかありません。

また上顎骨は下顎骨に比べてかなり軟らかいためインプラント治療の難易度は高くなります。
その為、様々な方法で骨造成を行いインプラントの支持骨を増やし治療を行いますが、
今回はあまりにも骨量が少ないのと咬合力負担が大きな上顎6番と言うこともありサイナスリフトを行いました。

頬側から直径約15ミリほど窓あけし内部の粘膜を剥離してできた空間に骨補填材料を填入します。
今回は痛みや腫れを最小限にするために人工材料のみとし他の部分からの移植は行っていません。

自分の骨で行うには別な場所が大きな侵襲を受けるので、痛みや腫れが大きくなり生活への影響が大きくなります。
一昔前は自分の骨が中心でしたが、人工材料をうまく活用すし人工材料と自分の骨を根合わして使用するようになり、
その割合がどんどん変化して、当院ではほぼ人工材料と採取できる範囲の自分の骨で骨造成を行っています。
これは担当される歯科医師によって考え方がかなり違いますし、患者様の状況によっても変わってきます。
こちらのケースも側面からのサイナスリフトではなくインプラント埋入部からのクレスタルアプローチで行う先生もいるでしょう。

サイナスリフトは麻酔科医の立会いの下静脈内鎮静法で行い約30分ほどの手術で範囲が小さかったこともあり、
術後の腫れや痛みは、前にこの部分を抜歯した時よりもかなり小さくて楽だったそうです。

その後6か月ほど経過観察し、本日無事にインプラント埋入を行うことができました。

上顎洞内部に増骨した部分の骨質も良好でインプラントの初期固定もしっかり安定。
*カムログインプラントプログレッシブライン 直径4.3ミリX長さ9ミリ使用
この後、約3か月半~4か月ほど経過観察しまずは固定式の仮歯を装着し使ってもらい、
その後ジルコニアオールセラミッククラウンに交換して終了となります。

あらゆるものが日進月歩で進化していますので、痛みや腫れが最小限になり治療期間も短くなっています。
また最大のストレスである手術時も静脈内鎮静で眠っているうちに行うことも可能です。

ストレスフリーなインプラント治療が提供できるようスタッフ一同万全の準備をいたします。

GBRとサイナスリフトを同時に行う

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