インプラントの隣の歯もしっかり経過観察 | KU歯科クリニック|インプラント、矯正歯科、審美・ホワイトニング・インビザラインなど歯科(歯医者)|東京 渋谷・新宿・銀座・青山一丁目外苑前・三軒茶屋【世田谷】・成城学園・品川【青物横丁】

インプラントトラブル

インプラントの隣の歯もしっかり経過観察

2010年に歯根破折で抜歯して入れた左上1のインプラント。
半年ごとの定期健診も欠かさず来院され経過良好。
当医院はこのようにきちんと検診を欠かさない方が多いです。

ところが数回の検診にいらっしゃらなくなりました。
そしてある日、隣の左上2の根尖付近が大きく腫れたとご連絡があり来院。
2015年3月なので埋入後5年後の事だった。

レントゲンを撮ると根尖も吸収し透過像はインプラント付近まで。
このままではインプラントの支持骨不足になるし、
そもそもこの2番がダメになってしまう。(写真上)

すぐに2番を歯根端切除し嚢胞摘出。
歯肉退縮を最小限にするために歯肉縁から3ミリ以上離し、
弧状に切開剥離を行うとかなり大きな嚢胞が。
それをすべて除去すると1番のインプラントの一部が見えていた。
当時まだ新しかったPDTで感染部を殺菌し骨造成。
その後は落ち着いて検診でも問題なし。

更に4年半後の2019年8月。
歯がグラグラすると緊急来院。
古いメタルコアごと外れており歯根は真っ二つに割れている。
歯根端切除し骨造成した部分は再生し良くなってるのに、
歯根が持たなくなったのだ…。涙

元々幅の狭い2番であることから、
9年前に入れたインプラントの補綴物だけ変えますかと提案。
患者様は可能ならインプラントでやってほしいという事で、
本日、

抜歯即時インプラント埋入+骨造成

を行いました。

歯間乳頭や歯頚部の歯肉退縮を防ぐために、
切開剥離は行わず抜歯した穴からだけのアプローチ。
直径3.3ミリ長さ11ミリの極細タイプを埋入し、
同時に骨造成して縫合までで約30分ほど。

インプラントと犬歯に近づけすぎず、
深さもちょうど良い位置になったかと思う。(写真上)
感染リスクが高いので仮歯の固定は行わず、
吸収性メンブレンと高さ4ミリの延長キャップの露出型。

後は両隣の歯の歯肉が退縮しないように祈るだけ。

インプラント治療時には、

隣の歯
咬み合う相手の歯
全体の咬合バランス

などをしっかり確認しなければなりません。

9年経過した左上1番のインプラント。
機能的にも審美的にも全く問題なし!

関連記事

KU歯科クリニック東京

クリニックのご案内