抜歯基準「保存か抜歯か?」 | KU歯科クリニック|インプラント、矯正歯科、審美・ホワイトニング・インビザラインなど歯科(歯医者)|東京 渋谷・新宿・銀座・青山一丁目外苑前・三軒茶屋【世田谷】・成城学園・品川【青物横丁】

診療風景

抜歯基準「保存か抜歯か?」

サードオピニオンの相談。(3医院目の相談)
神経を取りセラミックを入れてからもずっと痛みがあり、
たまに頬側の歯肉が大きく腫れてしまうこともあるという。
現在はたまにうずく程度だがグラつきもあり、
かみしめると痛いのでしっかり咬めない。

すでに何度か歯肉を切開剥離し排膿させてるそうで、
今後どうしたらいいのかわからなくなり来院された。

CT撮影すると頬側の歯質が大きくなくなっており、
それは歯肉縁下どころか歯槽骨内に及んでいる。
またそれと関係性があるかわからないが大きな根尖病巣があり、
骨吸収(骨を溶かす)を起こしていて下歯槽神経まで及ぶ寸前。

患者様とご相談し本日抜歯しました。
抜歯した歯はこちら。(写真上)

予想通り…いや予想以上に大きな歯質の吸収があり、
それを探っていくと反対側ギリギリまでつながってそう。
周囲のふにゃふにゃな感染歯質も広範囲で酷い状態。
根尖の膿もこれ以上悪化すると神経に影響も出るし、
もしかしたら麻痺も出るかもしれない。
その場合のインプラントは極めて厳しいケースになるだろう。

そんなことで患者様の方からご決断頂いたのです。

ちなみに今回うちは3医院目のご相談でしたが、
そもそも平成24年に三軒茶屋に通院されていた患者様。

おかえりなさーい!

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