全体の治療計画を決めてから治療を始める…
もちろんそれも大切です。
それぞれの治療法のメリットやデメリットなどを理解し、
提案された計画の中からニーズに合わせたベストな方法を選択。
更に複数の歯科医院の意見を聞いて再確認。
とても大切なことです。
でもその検討する時間があまりにも長くなると、
状況を更に悪化させてしまうこともあります。
なので患者様はもちろん担当医も整理が必要です。
① 治療して絶対に残していかなくてはならない歯
② どう考えても残念ながら保存不可能な歯
③ 治療計画によって残すかどうかを考える歯
この3つにおおまかに分けるのは初診で可能でしょう。
もちろん早めに全体の治計画を提案しますが、
これ以上状況を悪化させないように②と①は進めませんか?
②と①は健康保険診療で可能なのです。
上のレントゲンの様に青い部分は②の保蔵不可能は歯。
残根C4で歯槽骨ではなく歯肉に乗っかっているだけ。
周囲組織や隣の健康な歯を悪くするだけなので早くしましょう!
迷って治療が進まないので左上の歯が伸びてきてる。
黄色いラインは咬合平面ですが突出して下にありますよね。
こうなると下の歯を入れる時がとても大変なんです。
なので…
健康保険で「絶対にやらなければならない治療」
をひとまずスタートする
ってこと始めませんか?
ともかく迷って迷って放置が長期化はダメです。