舌小帯延長術 2週間経過 | KU歯科クリニック|インプラント、矯正歯科、審美・ホワイトニング・インビザラインなど歯科(歯医者)|東京 渋谷・新宿・銀座・青山一丁目外苑前・三軒茶屋【世田谷】・成城学園・品川【青物横丁】

診療風景

舌小帯延長術 2週間経過

少し幼稚な話し方に聞こえる女性。

「舌を前に突き出してください」

やってもらったら舌先が前歯と同じまでしか伸びない。
通常舌先は前歯よりもはるか前まで伸びるはずですが、
この舌小帯(青い丸部分)が舌先に付いているので、
引っ張られて伸びないんです…。
発音障害の原因は舌小帯の付着位置異常でした。

そんな場合は「舌小帯延長術」で解決できます。

局所麻酔下でメスやレーザーなどで小帯を切断。
あとは3~4針ほど縫合糸止血確認して終了。
約5~10分ほどの簡単な小手術です。

2週間経過して傷もすっかり綺麗になり、
上の写真の様に自然になりました。
だいぶ発音も慣れてきたようです。
歯ブラシも入りにくかったと思うので、
前歯の裏側の清掃も楽になりますよね。

本来は幼少期に行うことが多いのですが、
時々大人の方でもやることがあります。
もちろん健康保険適応です。

こちらの患者様のこの写真。
舌の前歯の裏側に矯正用ブラケットがついてる。
ある歯科医院で前歯だけの部分矯正を行ったそうなのですが、
なんと左右の2番目の歯を抜いて犬歯を斜めに倒している。
これでは隙間は埋まらないし審美的にも問題が…。
お話を聞くとその歯医者さんが閉院してしまったと。
大変お困りになっているようでした…。

矯正治療は診査診断がとても重要です。
最近安易に始められる方がとても多いですが、
トラブルも多く社会問題になりつつあります。
歯医者選びは慎重に…。

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