低侵襲治療を目指します!
痛みの大きさは小さい方がいいし
痛む回数は少ないほうが良いし
治療期間も長いよりは短いほうが良い
あたりまえですよね。
患者様としては最高です。
生活への影響も最小限で済みますから。
でも、歯科業界ではちょっと違う…。
低侵襲治療を目指してますとか大声で言うと、
本来しなきゃダメなことをしないって勘違いされちゃう。
正確に言うとそういうことを言う人がいるんです。涙
何かダイナミックなことをしないとダメな空気があるっていうか。
低侵襲治療なんてあるの…手抜きじゃないのか…って批判されたことも。
時々本当に???って感じる不思議な世界です。
本当にこのケースでそんな手技が必要あってやってますか???
同じゴールに到達するために手数を少なくする努力してますか???
誰のための何のための治療なんだろう???
と思うことがある。
勉強会や学会で評価されるための症例作りなんて全く必要なく、
結果が良くて患者様に喜んでもらえればそれでいいと思うのです。
違いますかねぇ…。
私の場合は同業者の前で話す機会も多いので、
教材用の資料採りは必要に応じて行いますが、
最近なんだか目的をはき違えているようなものを目にする機会が多い。
たくさんの日常臨床の中の1つ2つのケースがとてもうまくいって、
カッコいいプレゼンテーションが完成するのがそんなに凄いのか…。
全ケースで安全確実に地味~に安定した結果を出す事がはるかに大切。
ちょこっと毒を吐かせてもらいました…。
と言いつつ、
今週日曜も1日セミナーです。
ソフトティッシュマネージメントのハンズオン。
参加者の皆さんしっかり頑張りましょうね。
前夜の懇親会は麻布十番ですよ。