重度の歯周病でお悩みの患者様。
自然脱落寸前の歯は先に抜歯。
仮義歯を製作しやすくするために、
抜歯予定の歯も暫定的に残しておく。
大変お忙しい方でなかなか都合がつかず、
本日ようやく
・抜歯
・インプラント埋入
・骨造成
・仮義歯装置
までを一気にやりました。
1時間ほどで外科処置は終わり、
その後義歯調整で30分ほど…。
最終的な上部構造は固定式ではなく、
アタッチメントで義歯を固定させる
半固定式
で行います。
自分で取り外しができるので、
口腔内も義歯も清掃しやすい。
いわゆるオーバーデンチャーと言うタイプ。
自分での清掃が困難になった時も安心です。
下顎はとりあえず左右の親知らずを残し、
固定式の仮歯を入れて歯周病治療中。
奥はインプラントを入れて独立させたいですよね。
<この症例の担当医師>
外科:梅田和徳
補綴:加藤さゆり