先日も紹介した歯内療法専門医からの依頼。
ポジションが唇寄りで周囲に炎症が起きていた古いインプラント。
周囲組織を挫滅させないように逆回転で除去しコラーゲンプラグ挿入。
歯肉退縮が起き不適合なクラウンが入っている犬歯を支台に組み入れ、
右1~左3までのテンポラリーブリッジ(仮のブリッジ)にした。
1週間後の今日チェックで渋谷院に来院。
インプラントを撤去した左2の歯肉は予想以上に自然回復し、
ややボリュームに欠けるもののこのままダミーにしたとしても、
なんとか反対側同名歯とつじつまは合いそうだ。
結合組織移植すれば白いラインに歯頚部を持っていけそう。
そして歯肉退縮している隣の犬歯。
あえて仮歯をほとんど削らずに入れたのは、
オレンジ部分に結合組織移植を行って根面被覆し、
反対側同名歯との調和を獲得しようかなと思ってるから。
ちなみに右側2.3の補綴物も不適合な状態なので、
ここもやり直しすれば前歯6本が高い審美性を獲得できる。
ちなみに初診時はこのような状態。(写真上)
リカバリーケース
フェイズ1は順調に進んでおります…。
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