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インプラントからジルコニアオールセラミックブリッジへ

 

会話やスマイルの際にどれくらい唇が捲れるかは人によって違いがある。
そのリップラインによっては歯の付け根部分がほぼ見えない人もいるが、
欧米人のようにスマイルが大きいと付け根どころかかなりの範囲の歯肉が見える。

綺麗な口元を手に入れるには歯だけでなくバランスの良い引き締まった歯肉が必要不可欠なのです。

前歯のインプラント部分の歯肉が退縮し周囲とアンバランスなので何とかしてほしいとの相談。
レントゲンやCTなどで状況確認すると唇側の骨はほとんどなく裏側で支えている状態。
まずインプラントを撤去し歯肉の治癒を待ちながらその後の治療法を検討しようということになった。

骨造成を行いインプラント治療をするにはかなり骨が痩せてしまっていた。
厚みがないだけでなく高さもかなり失われているので骨造成のハードルが高い。
痛みや腫れも大きくなることや治療期間も1年近くかかることを説明し、
インプラント撤去部には軟組織移植だけを行い歯肉のボリュームのみ膨らませて、
ジルコニアオールセラミックブリッジで審美的な回復を目指すことになった。

もちろん両隣在歯が無傷の天然歯なら安易にブリッジにすることはないが、
すでにセラミックでかぶせてある歯だったこともありダメージはほぼない。
インプラント周辺の歯肉のダメージがかなり大きく瘢痕となっていたので、
その部分に結合組織移植を行い可能な限りボリュームは回復させジルコニアブリッジを装着。(写真上)

何が何でもインプラント治療を優先するのではなく環境や患者様のニーズなどを考慮し、
様々な選択肢を提案し最適な治療を患者様に選んでいただくことが大切。

インプラントからジルコニアオールセラミックブリッジへ

初診から治療終了までの治療期間は約4か月半。
外科手術はインプラント撤去時と結合組織移植時の2回。

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