オールセラミッククラウンを装着した前歯のインプラント。
メインテナンスを考慮して接着固定ではなくスクリュー固定。
スクリューは裏側にあるので正面写真ではわかりません。
ジルコニアを唇側のみカットバック(シャベルの様に掘る)して、
その部分に焼成型ポーセレンを焼き付け色付けして仕上げる。
強く当たる部分は硬く審美性の重要部分のみレイヤリング。
最近は透明感のあるジルコニアがたくさん出てきてるので、
わざわざカットバックをしなくても良いケースが増えた。
たった1週間ですがだいぶ歯肉が馴染んできました。
理想的な形だと軟組織が膨らんで馴染んでくることもあるんです。
上の写真はセット直後の撮影。
カメラはサイドフラッシュでハレーション抑えて。
下の写真は1週間後の撮影。
カメラはリングフラッシュなのでハレーションが多い。
ちなみにカメラは上がNIKONで下がCANON。
それぞれ癖がありますよねぇ…。
プロのカメラマンではないですが症例発表時の写真は重要。
撮影はあくまでも記録用で大切なのは治療ですが、
やはり人前で話す立場なのである程度のクオリティは必要かと。
骨造成してインプラント埋入手術。
固定式仮歯を装着し歯肉形態をコントロールし、
約半年ほどの治療期間でようやく検診に入ります。
インプラント部位は左上1番。
この写真だと右上1番目。
半年後の検診時には同じカメラで撮って比較してみよう。笑