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インプラント

デジタルツールが必要な理由

近心根側にかなり大きな骨欠損。
抜歯は1か月半前でした。
既存骨が多い遠心根側にインプラントを埋入。
もちろん近心根側は骨造成を同時に行いました。(写真上)

 

初期固定は50Nとしっかりとれていたのでスキャンボディを装着。
骨欠損部に骨造成を行い周囲の歯肉の縫合も終わってるので、
治癒した後のある程度の歯肉形態は予測できます。
一応モザイクかけておきますね。(写真上)

オーラルスキャナーで口腔内をスキャンします。(写真上)
中間歯1本だけなので片顎のみのスキャン。
従来通りの印象ポストを立ててもいいですが、
何度も何度も取り外ししなければならなくなる。

この取り外しが周囲組織への悪影響を与えることがわかってきたので、
できるだけその回数を減らしたいと皆が考え始めました…。

老舗メーカーはマウントがスムーズに取りはせるように改良したし、
後発メーカーはマウントがスキャンボディになってるものもある。

審美領域ではこの無駄な取り外しによる周囲組織の変化は命取りになる。
できるだけ1回で多くのステップができるように様々な工夫を行い、
治療技術のスキルアップするためのトレーニングを積みます。

こういった目的でデジタルツールが必要なのです。

30分前にオペが終わったばかりなのに、
もうアバットメントのデザインのイメージが。(写真上)
近心側をもっと広げてジルコニアをサポートしようとか。
スクリュー固定かセメント固定化でデザインも変わります。

そんな話をラボに行って話してきました…。

今回のケースは骨造成の範囲が大きいため、
いきなり最終補綴ではなくまず仮歯ですが、
このようにデジタルツールを活用することで、
負担なく治療を進めることができる。

そして「間違いなく仕上がりがいい」のです。

抜歯即時インプラント埋入即時過重が、

「いきなりファイナルクラウンのセット」

の時代も近いですね。

そんなことを目標にもろもろ準備中。
KU歯科クリニックは低侵襲治療を目指します。
徹底的に!!!

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