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インプラント

低侵襲組織再生治療

上の写真は初診時。
保存不可能な右上1の歯肉が大きく退縮し、
左上1との歯頚ラインの左右差が大きい。

下の写真は初診から10か月後。
全体に矯正治療を行いまだ治療途中。
左右1の歯頚ラインの差はかなり詰まっていている。

あと2ミリ弱…といったところでしょうか。

抜歯してしまうと歯根膜からの血流がなくなり、
インプラントに必要な骨や歯肉が大きく不足する。
当然、骨造成や軟組織移植を行うのですが、
低侵襲にしたいし成功率を上げたい。
なのですぐに抜歯せず矯正力をかけて移動させたのです。

エクストルージョンは矯正力で歯を牽引し、
深部にある感染部分を浅くし精密かつ確実な治療を行うために行う。
歯肉縁にある深い虫歯を完全に取りきるのは困難だし、
唾液を排除できないので人工材料の接着も不確実になる。
なので健全歯質が浅い位置にくるよう矯正力で引っ張るのです。

矯正治療は歯が移動する時「骨の吸収と添加」を繰り返す。
吸収は骨が溶ける事で添加は骨ができること。
歯根膜にはいろんな力があるのでゆっくり動かすと
歯の移動と一緒に骨が付いてくるのです…。
これが骨代謝(リモデリング)ですね。

こちらの患者様はこの前歯のインプラント治療だけでなく、
矯正治療で全体の歯並びやかみ合わせも治すことになった。
どうせ時間がかかるなら少しでも自然に歯肉と骨を増やしたい。

そんなことで上の2つをミックス…。

遠心方向に捻りを加えながらのエクストルージョン

を約10か月かけて行い歯槽骨と歯肉を再生しました。
そろそろこの歯が限界ですので来月位に抜歯して、
同時に骨造成を行うソケットプリザベーションをします。
そして4か月くらい経過したら軟組織移植を併用して、
インプラント埋入を行う予定。

その間に矯正治療は終わるでしょうし、
不適合な補綴物の治療も進んでいきます。
長い道のりですね

生体の力を利用した低侵襲組織再生療法

といったところでしょうか…。

高度なスキルとテクニックを用いた大規模な移植も大切ですが、
可能なら痛みや腫れが少なく成功率が高い方法が良いのではないでしょうか。

インプラントと矯正治療

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