渋谷
低侵襲インプラント治療
元々前後の歯を支えにインレーブリッジが入ってました。
そのブリッジが虫歯になり除去しなければならなくなったので、
この際欠損部はインプラントにし前後はそれぞれ治すことに。
ただし骨吸収が著しく幅あるものの赤さが3~4ミリほど。
上顎洞底を挙上しての骨造成と言っても狭い範囲だし、
前後の歯は健全なので骨量十分な歯に挟まれてる。
なのでインプラントを埋入する小さな穴から挙上する
ソケットリフトテクニックで行いました。
水色部分が既存骨でその上のインプラントを囲むドーム状部分。
これが上顎洞粘膜を傷つけずにスペースを作り、
その中に人工材料を補填した部分。
約4~5ミリほど挙上されています。(写真上 側面から)
上顎洞粘膜を傷つけてしまうと補填材が中に散らばり、
長期的には感染してしまうこともあります。
なので挙上は慎重に行わなければなりません。(写真上 正面から)
骨質も軟らかく骨量も少ない。
こういった時には初期固定の良いタイプのインプラントを選択。
カムログインプラント(独)プログレッシブライン 直径3.8ミリ 長さ9ミリ
約4か月後に上部構造の製作に入ります。
痛みと腫れの少ないインプラント治療を目指します。
ソケットリフト
↑
こちらも合わせてお読みください