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診療風景

マイクロスコープを使用した歯根端切除術

最近マイクロスコープでの歯科治療が増えてます。

通常は5倍・8倍を使い分けてますが、
感染歯質除去、神経治療、支台歯形成、
接着時のセメントチェックなど…。
様々な治療でマイクロの出番がどんどん増えている。

最も多いのが歯周外科と歯根端切除。

神経治療した後に根の先に膿ができてしまい、
歯槽骨を壊して歯肉の腫れを繰り返している状態。
再神経治療を行っても効果が出なかったり、
補強用の支柱(コア)を外すことができない場合などに、
外科的に歯根の先端と膿と感染部分を除去する。

これを歯根端切除と言います。

これでダメなら抜歯…という、
歯の保存へのラストチャンスなのです。

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当グループには全医院にマイクロスコープが設置。
こちらははライカ。
あのカメラのライカです。

元々が顕微鏡メーカーなんですよね。
ちなみにカールツァイスも有名です。
カメラのトップブランドが、
元は医療メーカーなんて面白い。

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マイクロスコープで拡大して診療することで歯科治療のあらゆる面で有利になります。
上顎1番の歯根端切除の最後の縫合時の写真。
一応白黒に加工しましたが出血が少ないのがわかると思います。

裸眼では確認することができない細かな部分が確認できるので、
拡大しなければ見えない汚物を除去することもできるし、
歯肉の手術跡を少なくするために綺麗に合わせることも可能です。

 

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