海外から通院されてる患者様は多いですが、
その中でもパリからの方は最も多いです。
なんでもフランスは歯科事情が悪いので、
わざわざドイツやスイスに行くこともあるらしい。
フランス人とご結婚しパリに長くお住まいの方が、
多くの患者様をご紹介いただくことなど。
そんなわけで多いんですよね…。
こちらの患者様を最初に拝見したのは2002年。
右下6番(写真右側)のインプラント治療を行いました。
その3年後に隣の右下7番(写真左側)がだめになり、
そちらもインプラント治療を行いました。
口腔管理をさせていただきかれこれ16年。
右下6 ストローマンTL 4.1X12
右下7 ストローマンTL 4.1X8
長既経過はすこぶる良好です。
下顎臼歯部の歯槽骨はかなり硬いので、
インプラントを固定させる力のコントロールが重要。
緩すぎてもだめですがキツすぎるのもだめなんです。
なのでストレートタイプのインプラントを選択しました。
こういうデザインのインプラントは硬い骨にストレスをかけにくい。
オールドタイプのインプラントですが最近再び評価上がってます。
こういう地味なテーマは講演ではあまりウケないのですが、
なぜか11月にイブニングセミナーを開催することになりました。
忙しいね…。汗