お医者さんだって病気になる。
歯医者だって虫歯になる。
当然ですよ。
歯科衛生士さんだって親知らずで悩む。
そりゃ当然あるに決まってるじゃないですか。
先日ご近所の知り合いの先生から連絡があり、
自分のクリニックの歯科衛生士の親知らずを抜歯してほしいと。
矯正治療はずいぶん前に終わっているのだが、
親知らず1本だけ残していてそれが悪さをするらしい。
見ての通り親知らずのせいで手前の第2大臼歯の歯槽骨が溶けてる。(写真上)
真横に埋まっていて手前に歯にぶつかりこれ以上身動きのできない状態。
清掃が行き届かないから虫歯や歯周病のリスクも高いに決まってます。
うーん…なぜこんなことに???
先日渋谷院に来院された歯科衛生士さん。
歯根の先端が曲がっていたので一応3次元的な位置確認のためのCT撮影。
即日抜歯をご希望されたので局所麻酔で抜歯。
縫合5針で約10分ほどで無事終了しました。
お土産に3つに分割した親知らずをプレゼント。
矯正治療が終わるまでの間に抜歯しておけばよかったのになぁ。
こういうケースを対応すると毎回そんなことを思うのです。
術後少し腫れと痛みは出たようです。
でもご自身が歯科衛生士さんだから大丈夫だよね。