下の親知らずが痛い…
歯の痛みは待ったなし。
急遽初診でいらした患者様は下の親知らずが痛みリンパまで腫れている。
レントゲンで確認すると右下の親知らずが手前の歯に斜めに食いこんでいた。（写真上）
まだ歯の奥側は歯肉で覆われておりその歯肉を上の親知らずが咬みこんでいる。
上下の親知らずで歯肉をサンドイッチし最も炎症が大きくなる状況。（写真黄色部分）

「痛いのは下だけど今日はまず上を抜歯しましょう…」

上の親知らずは歯根も短くシンプルなので抜歯後の腫れもほぼない…。
麻酔も少量でバッチリ効くはずです。
これを抜歯すれば歯肉を咬みこむことはなくなるし投薬で下の腫れも引くだろう。
抜歯後の腫れや痛みが大きな下の親知らず抜歯は落ち着いてからまた改めればよい。
もし炎症が大きい今下を抜歯するとしたらかなり麻酔量が多くなってしまう。
色んな角度からメリットとデメリットを説明しこの方針でご納得いただきました。

担当は品川院から銀座院にヘルプに来ている前澤院長。
あっと言う間の親知らず抜歯でスムーズに終了…2分くらい？
明日の消毒時に痛みや腫れが落ち着いてますように。

下が痛いのに上を抜く…

こんなこともあるんです。

親知らずが与える悪影響について
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