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インプラント

乳歯の限界

永久歯が放出してくる時に乳歯の歯根を溶かします。
骨の支えがなくなった乳歯はグラグラになり抜け落ちます。

ところが最近は永久歯の本数が足りないことが多く、
その為、乳歯がそのまま抜けずに残っている。
健康な状態で残っていればいいのですが、
自己管理できないうちに生えて来るので虫歯罹患率が高い。

いつか限界が来るのです…。

第一選択は前後の歯に負担をかけないインプラント。
若い患者様であればあるほど希望される方が多い。

入れ歯もブリッジもできたらいれたくないですよね。

 

インプラント埋入位置の真下にオトガイ孔という危険部位があります。
ここは下顎骨の中を走行する下歯槽神経の開口部でこれを傷つけてはいけません。

術後CTであらゆる方向から確認。

オトガイ孔を避け11ミリの長めのインプラントを埋入できました。

乳歯は歯根が大股を広げるように大きく開いているため、
本当は骨の支えがなくてグラグラなのに挟まってる場合が多い。
歯根周囲の支持骨を溶かしていることがよくあるので、
乳歯が長期間残ってる場合は定期的なレントゲンでのチェックをしてくださいね。

 

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