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安全対策

口腔ケアの重要性

新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大で世界中が大変な状況です。 エビデンス(科学的根拠)の低い噂話レベルの情報やデマさえ飛び交う異常事態。 専門家の間でもきちんとした統一見解がありませんし有効な治療薬もワクチンもありません。 感染力が強い新型コロナウィルス(COVID-19)の感染予防はとても難しく、 特に人口密集地が多く交通の利便性が高い日本では更に難しいと言えます。 すぐに重症化するわけではなく無症状で知らないうちに感染源になってしまうことも。 そんな中で今日(2020年4月6日)日本政府は緊急事態宣言を出すと明言しました。 東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・兵庫・福岡の7つの都道府県。 おそらく明日発令され期間は約1か月くらいとの見通しです。 皆さんもご存知のように、ウイルスの感染は「目と鼻と口」から起こります。 PCR検査をする際にどの部位から検体を採取するかを考えてもらえばわかりますよね。 人ごみに近づかない > マスクで飛沫を防御 > 口腔内を清潔に保つ 右に行くほど水際対策…これがとても大切なのです。 色んなところで取り上げられていますがある高齢者施設で口腔ケアを行ったら、 インフルエンザの罹患率が劇的に下がったと言う結果もあります。 口の中の細菌(プラークや歯垢)が出すたんぱく質分解酵素は、 ウイルスが粘膜の中に感染することを促進させてしまいます。 歯周病菌は強力なたんぱく質分解酵素を持ってますので徹底した口腔ケアが重要なのです。 高齢者や基礎疾患のある方が重症化してしまっていることでもわかるように、 自身の免疫力が下がるとバランスが崩れ感染しやすくなったりします。 歯周病菌が食事とともに体内に運ばれ腸内バランスを崩してしまう事もわかってきました。 更に中高年になると「誤嚥」で食べ物や唾液が食道でなく気道に行ってしまうことが増えます。 口腔内が不潔だと歯周病菌が気管に入るので肺にまで達し誤嚥性肺炎を引き起こしてしまうのです。 日本人に肺炎が多いのは先進国のなかで口腔環境が悪いからとも言われています。 歯科医院でも予約の変更やキャンセルが多いと言う声を聞きます。 キャンセルで最も多いのが「検診やクリーニング」と言った一見緊急性がなさそうな内容。 詰め物の型を採ったり神経治療など痛みがあるような場合はあまりないようですが、 「検診やクリーニング」だと緊急性がない…今でなくても良い…と思う方が多いようです。 もちろん毎日ご自分で行うセルフケアも大切ですし、 少し落ち着いたら歯科衛生士によるプロフェッショナルケア。 免疫力もアップしますしお口の中もすっきりし、 この沈んだ雰囲気も少し上がってくるのではないかと思います。 「口腔ケアの重要性」を今一度しっかり考えてみて下さい。 こんな緊急事態にクリーニングを…って言ってるんじゃありません。 普段から口腔ケアの重要性を知り自己免疫力で健康維持しましょう…という話。 対処療法的な考えでなくそもそも論です。 どんなに防御しても生きてる以上、細菌やウイルスと触れる機会はゼロにはできません。 子供の頃に汚れた地面で転んで怪我をして出血してかさぶたが出来て…。 こういう事の繰り返しで免疫力がアップして抵抗力が自然に身に付くのです。 究極の防御は「自己免疫力のアップ」。 KU歯科クリニック 梅田和徳

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