取り外し可能なアライナー矯正・プレート矯正・マウスピース矯正の患者様は年々増えています。
先日統計を出したら当KU歯科クリニックでも2019年に比べ2020年は50%増と信じられない数字。
もちろん従来のワイヤー矯正も増えてますがプレート矯正の増え方には驚きしかありません。
ワイヤー矯正と比べ、取り外し可能なことや意外と目立たないことなどでスタートしやすいですが、
その反面、自分で取り外しが可能なために「サボりやすい…」と言ったデメリットもあります。
ワイヤーは自分で外せないですが、プレートは簡単に外せますからサボりやすいのでしょう。
こちらの患者様もスタート当初の数か月間はほとんど歯が移動しませんでした。
ワイヤー矯正もプレート矯正も歯の動き始めはゆっくりですしもちろん個人差もあります。
プレートの装着時間が短いと歯に矯正力がかかりませんので歯の動きが遅くなります。
でも患者様に聞くと大体の方が「ちゃんとはめてます…」とおっしゃるんです。
・装着時間は1日20時間以上(できたら食事や特別な時以外はずっと…)
・就寝時は必ず装着する(夜間の無意識の咬む力は強いのでそれを利用したい)
・取り外してのブラッシングは丁寧に。また装置も清潔に保つ。
自分でやろうと思って矯正を始めたのですがなかなか進まなくてだんだんサボりがちになる…。
そんな時に時々このような比較の口腔内写真撮影を行い歯の移動を実感してもらい、(写真上)
アライナー矯正へのモチベーションを更にアップして頑張ってもらうのです!!!
今日もこちらの患者様にこの比較写真をお見せして「5合目は過ぎましたね…」と応援しました。
KU歯科クリニックのアライナー矯正は患者様の状況に合わせ複数のシステムの中から選択します。
アライナーの装着前に事前に強く重なりすぎた歯列を拡大する装置を使用したりして、
健康な天然歯にできるだけ負担をかけない配慮をして綺麗な歯列を獲得してもらいます。
当医院のアライナー矯正は全てが最終的なゴールまでを目標としたものになっております。
気軽さを追求してプレート枚数が少なく安価な治療費で始め、その後追加するシステムもあるようですが、
移動途中で中断してしまうと、治療前より歯並びやかみ合わせが悪くなってしまうことが多いからです。
そして詰め物やかぶせ物、ブリッジやインプラントなど口腔内は健康な天然歯だけではありません。
アライナー矯正を行う際にそういった過去の治療部分の状況を配慮し診断治療計画を立てていきます。
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